・外構のフェンスって種類が多すぎて、何を選べばいいかわからない…
・費用の相場ってどれくらい?見積もりが適正か判断できなくて不安…
・失敗しないために、事前に知っておくべきことってある?
こんな悩みを解決できる記事を用意しました。
この記事でご紹介する「フェンスの素材別・形状別の選び方」を知れば、自分の家にぴったりのフェンスを適正価格で選べるようになりますよ!
実際に家を建てた施主だからこそわかるリアルな情報をお伝えします。
記事前半ではフェンスの種類と費用相場を、後半では失敗しない注意点と費用を安くするコツを解説するので、じっくり読み込んでくださいね!
目次
- 01外構フェンスの種類一覧【素材別に比較】
- -アルミ形材フェンス(最も普及・コスパ◎)
- -スチールメッシュフェンス(最安・境界向き)
- -樹脂・人工木フェンス(木目調でメンテナンスフリー)
- -天然木フェンス(おしゃれだけどメンテナンス必須)
- -アルミ鋳物フェンス(洋風デザイン重視)
- -素材別の比較一覧表
- 02フェンスの形状別の特徴【目隠し・ルーバー・格子・メッシュ】
- -完全目隠しタイプ
- -ルーバータイプ(目隠し+風通し)
- -格子タイプ(縦格子・横格子)
- -メッシュタイプ
- -形状別の比較一覧表
- 03フェンスの費用相場【種類別・延長距離別】
- -種類別の1mあたりの費用目安
- -延長距離別の総額早見表
- -費用を左右する5つの要因
- 04我が家がフェンスをつけなかった理由【体験談】
- 05フェンス選びで失敗しないための5つの注意点
- -高さは用途に合わせて決める
- -隣地境界のルールを確認する
- -経年劣化を見越して素材を選ぶ
- -風圧・台風対策を考慮する
- -フェンスの裏表に注意する
- 06フェンスの費用を安くする3つのコツ
- -相見積もりで数十万円の差がでることも
- -場所によって種類を使い分ける
- -ハウスメーカー経由ではなく外構専門業者に依頼する
- 07よくある質問(FAQ)
- 08まとめ
外構フェンスの種類一覧【素材別に比較】

外構フェンスとは、住宅の敷地境界に設置する囲いのことで、目隠し・防犯・境界明示などの役割があります。
素材は大きく分けて5種類あります。
それぞれ費用・耐久性・メンテナンスの手間が違うので、まずは全体像を把握しておきましょう。
アルミ形材フェンス(最も普及・コスパ◎)
住宅用フェンスの中で広く採用されている素材がアルミ形材です。
LIXIL・YKK AP・三協アルミなど大手メーカーの商品が豊富で、デザインのバリエーションもかなり多いんです。
縦格子・横格子・ルーバー・目隠しなど、ほぼすべての形状に対応しています。
錆びにくくてメンテナンスはほぼ不要。
耐久性が高く長持ちしやすいので、コスパで選ぶならアルミ形材が鉄板ですよ。
迷ったらアルミ形材を選んでおけば間違いないですよ!種類も豊富だし、どんな家にも合わせやすいです。
スチールメッシュフェンス(最安・境界向き)
最も安いフェンスがスチールメッシュです。
金属の網状パネルを支柱に取り付けるシンプルな構造で、1mあたり5,000〜10,000円程度で設置できます。
見通しが良くて開放感があるんですが、目隠しには向きません。
隣地との境界を示す目的や、庭の防犯対策として使われることが多いですね。
道路に面していない裏側の境界ならメッシュフェンスで十分です。全面アルミにするより大幅にコストダウンできますよ!
樹脂・人工木フェンス(木目調でメンテナンスフリー)
「木の見た目が欲しいけど、メンテナンスはしたくない」という方におすすめなのが、樹脂・人工木フェンスです。
天然木のような木目調の見た目でありながら、腐食や色あせに強くて、塗り直しが不要なんです。
ただし、初期費用はアルミより高めで、1mあたり20,000〜35,000円が目安になります。
樹脂フェンスは夏場の直射日光で、表面が高温になることがあります。小さなお子さんがいる家庭では設置場所に注意してくださいね。
天然木フェンス(おしゃれだけどメンテナンス必須)
ナチュラルで温かみのある見た目が最大の魅力。洋風やカフェ風の外観にしたい方にはぴったりです。
ただし、2〜3年ごとの塗り直しが必要なんですよね。メンテナンスを怠ると腐食や変色がどんどん進んでしまいます。
ハードウッド(イタウバ、ウリン、イペなど)なら耐久性はグッと上がりますが、その分費用も高くなります。
天然木はおしゃれだけど、メンテナンスが大変そう…
正直、メンテナンスに自信がないなら樹脂フェンスの方が安心だよ。見た目もかなり木に近いしね。
アルミ鋳物フェンス(洋風デザイン重視)
ヨーロッパの邸宅のような重厚なデザインが特徴のアルミ鋳物フェンスです。
曲線や装飾的な模様が施されていて、洋風の外観にこだわりたい方に向いています。
費用は他の素材に比べて高め(1mあたり15,000〜50,000円)で、目隠し効果は低めです。
デザイン重視の道路側フェンスとして使われるケースが多いですね。
素材別の比較一覧表
| 素材 | 費用(1mあたり) | 耐用年数 | メンテナンス | 目隠し度 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| アルミ形材 | 10,000〜25,000円 | 30年〜 | ほぼ不要 | △〜◎ | 万能(迷ったらコレ) |
| スチールメッシュ | 5,000〜10,000円 | 20年〜 | ほぼ不要 | ✕ | 境界明示・防犯 |
| 樹脂・人工木 | 20,000〜35,000円 | 15〜20年以上 | ほぼ不要 | ○〜◎ | 木目調を低メンテで |
| 天然木 | 15,000〜30,000円 | 5〜15年 | 2〜3年で塗装 | ○〜◎ | おしゃれ重視 |
| アルミ鋳物 | 15,000〜50,000円 | 30年〜 | ほぼ不要 | △ | 洋風デザイン |
※高さ・デザインにより上記を超える場合があります。
フェンスの形状別の特徴【目隠し・ルーバー・格子・メッシュ】

フェンスは素材だけじゃなく、形状でも性能が大きく変わります。
「どんな目的でフェンスをつけるのか?」を明確にして、目的に合った形状を選びましょう。
完全目隠しタイプ
板と板の隙間がないので、外からの視線を完全にシャットアウトできます。道路沿いやリビング前のプライバシー確保に最適ですね。
ただし風を通さないので、台風時に風圧をもろに受けるデメリットがあります。高さ180cm以上にする場合は、基礎の強度をしっかり確認してくださいね。
ルーバータイプ(目隠し+風通し)
羽板を斜めに並べた構造で、目隠ししつつ風を通すのがルーバータイプ。
目隠しと通風のバランスを取りたい場合に、よく選ばれる形状です。
横ルーバーと縦ルーバーの2種類があって、横ルーバーの方が目隠し効果は高い傾向にありますよ。
目隠ししたいけど圧迫感は嫌、という方にはルーバーが一番おすすめです!
格子タイプ(縦格子・横格子)
格子の隙間から光と風が通る、程よい開放感が特徴です。
完全な目隠しにはなりませんが、視線をやわらげる効果がありますよ。
ちなみに、縦格子は正面からは見えにくく斜めからは見えやすい、横格子はその逆、という特性があるんです。
設置場所でどの角度から視線が来るかを考えて選びましょう。
メッシュタイプ
金属の網状パネルで、最も開放感があって最も安い形状です。
目隠し効果はほぼゼロですが、境界の明示や侵入防止には十分機能します。
あと、生垣やつる性植物を絡ませるベースとしても使えるんです。将来的にグリーンフェンスにしたい方にもおすすめですよ。
形状別の比較一覧表
| 形状 | 目隠し効果 | 風通し | 費用(目安) | おすすめシーン |
|---|---|---|---|---|
| 完全目隠し | ◎ | ✕ | 高め | 道路沿い・リビング前 |
| ルーバー | ○〜◎ | ○ | やや高め | 目隠し+風通し両立 |
| 縦格子 | △〜○ | ◎ | 標準 | 正面からの目隠し |
| 横格子 | △〜○ | ○ | 標準 | 斜めからの目隠し |
| メッシュ | ✕ | ◎ | 最安 | 境界明示・防犯 |
フェンスの費用相場【種類別・延長距離別】

結局、フェンスっていくらかかるの?
素材と延長距離で大きく変わるんだけど、目安を表でまとめたよ!
種類別の1mあたりの費用目安
フェンスの費用は「本体価格+基礎工事費+施工費」の合計で決まります。
以下の費用は我が家の見積もり経験をもとにした目安です。地域・高さ・基礎の条件で変わるため、正確な金額は必ず見積もりで確認してください。基礎工事費(1箇所あたり3,000〜5,000円)は別途かかる場合があります。
延長距離別の総額早見表
一般的な住宅の外周フェンスは20〜40mです。
総額の相場は30万〜100万円くらいになりますね。
| 延長距離 | メッシュ | アルミ形材 | 天然木 | 樹脂 |
|---|---|---|---|---|
| 10m | 5〜10万円 | 10〜25万円 | 15〜30万円 | 20〜35万円 |
| 20m | 10〜20万円 | 20〜50万円 | 30〜60万円 | 40〜70万円 |
| 30m | 15〜30万円 | 30〜75万円 | 45〜90万円 | 60〜105万円 |
| 40m | 20〜40万円 | 40〜100万円 | 60〜120万円 | 80〜140万円 |
費用を左右する5つの要因
見積もりが想定より高いな…と感じたら、以下の要因をチェックしてみてください。
- 1フェンスの高さ — 80cm・120cm・180cmで費用が大きく変わります。目隠し用の180cmは80cmの2倍以上になることも
- 2基礎工事の内容 — 独立基礎(安い)とブロック基礎(高い)があります
- 3既存フェンス・ブロックの撤去費用 — 撤去が必要な場合は1mあたり3,000〜8,000円の追加
- 4敷地の高低差・傾斜 — 段差がある敷地では基礎工事が複雑になります
- 5コーナー・段差部分の加工 — 角部分の切り欠き加工は追加費用がかかりやすいです
見積もりをもらったら、この5つの項目をチェックしてみてください。「なんでこの金額なんだろう?」って思ったら、業者に遠慮なく聞いて大丈夫ですよ!
我が家がフェンスをつけなかった理由【体験談】
実は、我が家はフェンスをつけていないんです。外構の打ち合わせで検討した結果、「つけない」という選択をしました。
新築時、外構業者との打ち合わせで当然フェンスの話にもなりました。
最初は「フェンスは必要だろう」と思っていたんです。
でも、改めて考えてみると我が家には不要という結論になりました。
理由は3つです。
- 1立地 — 隣家との間にはすでにブロック塀があり、道路側はオープン外構でも問題ない立地だった
- 2コスト — 外構よりも建物に予算をかけたかった
- 3圧迫感 — 敷地がそこまで広くないため、フェンスで囲むと窮屈に感じそうだった
正直、つけなくて困ったことはほとんどありません。
フェンスなしでも大丈夫なの?
立地次第だけど、我が家は全く問題なかったよ。道路側にフェンスをつけなかったことで、来客時に車をとめることができるようになったよ。
以下に当てはまる場合は、フェンスの設置を検討しましょう。
- 道路から家の中が丸見え
- 隣家との距離が近い
- 小さな子どもやペットの飛び出しが心配
- 防犯対策を強化したい
逆に当てはまらないなら、「つけない」選択肢もアリですよ。浮いた予算を駐車場やアプローチなど他の外構に回せます。
フェンス選びで失敗しないための5つの注意点

フェンスを選ぶとき、気をつけることってある?
あるよ!事前に知っておくだけで避けられる失敗を5つ紹介するね。
高さは用途に合わせて決める
目隠しには160〜180cm以上が必要ですが、高すぎると圧迫感が出ます。
境界の明示だけなら80〜100cmで十分ですよ。
実際に設置する場所に立って、どの高さまで外から見えるかを確認してから決めるのがベストです。
隣地境界のルールを確認する
フェンスを設置する前に、法律や条例のルールを確認しておきましょう。
- 建築基準法: 補強コンクリートブロック造の塀は原則高さ2.2m以下。1.2m超では控え壁が必要になるなど、厚さ・基礎・配筋にも基準がある。
- 民法234条: 建物は境界線から50cm以上離して築造する必要がある。通常、フェンスや塀はこの条文の直接の対象ではないが、配慮は必要。
- 自治体ルール: 地域によっては、条例・景観計画・地区計画などで、フェンスや塀の高さ・デザイン・位置に独自のルールがある場合も。
フェンスを境界ギリギリに立てる場合は、事前に隣家に一声かけるのがトラブル防止の鉄則です。
後々トラブルにならないように、きちんと声がけしましょう。
経年劣化を見越して素材を選ぶ
新品のときはどの素材もきれいですが、大事なのは5年後・10年後の姿です。
天然木は防腐塗装を怠るとボロボロになりますし、安いスチールは錆びることがあります。
メンテナンスに手間をかけたくないなら、アルミか樹脂が無難ですよ。
風圧・台風対策を考慮する
完全目隠しタイプは風を通さないため、台風時に倒壊するリスクがあります。
高さ180cm以上の目隠しフェンスを設置する場合は、基礎の強度が十分か業者に必ず確認してくださいね。
風が強い地域では、ルーバータイプにして風を逃がす工夫も有効です。
フェンスの裏表に注意する
意外と知られていないんですが、フェンスには表と裏があるんです。
表面(きれいな面)を自分の敷地側に向けるのが基本ですが、施工ミスで逆に設置されるトラブルも実際に起きています。
施工中に必ず確認して、気になったらその場で指摘しましょう。後からの修正は手間も費用もかかりますからね。
施工が始まったら、早めに現場を見に行くのがおすすめです。完成してからだと直すのが大変ですよ。
フェンスの費用を安くする3つのコツ

見積もりが高くて…安くする方法ってないの?
あるよ!僕が実際にやった方法も含めて3つ紹介するね。
相見積もりで数十万円の差がでることも
最も効果的な方法は、同じ条件で3社以上に見積もりを依頼することです。
外構工事は業者によって価格差がかなり大きいんですよね。
同じフェンスでも数十万円の差が出ることがあります。
1社だけの見積もりでは、それが適正価格かどうか判断できません。
我が家も外構は3社に相見積もりを取りました。同じ内容で30万円近く差が出て、びっくりしました!
場所によって種類を使い分ける
すべてを同じフェンスにする必要はありません。
場所ごとに素材を変えるだけで、大幅なコストダウンが可能ですよ。
- 道路側(人目が気になる場所) → アルミ目隠しフェンス
- 隣地側(境界を示すだけ) → 低いブロック塀+メッシュフェンス
- 庭の一部(おしゃれにしたい場所) → 木製 or 樹脂フェンス
たとえばアルミ目隠しフェンス(約20,000円/m)をメッシュフェンス(約7,000円/m)に置き換えるだけで、その部分の費用は半額以下になります。
ハウスメーカー経由ではなく外構専門業者に依頼する
ハウスメーカーに外構を一括で依頼すると、中間マージンが上乗せされるのが一般的です。
外構専門業者に直接依頼すれば、その分安くなりますよ。
ハウスメーカーの見積もりが出たら、同じ内容で外構業者にも見積もりを取ってみてください。びっくりするくらい差が出ることがありますからね。

【失敗しない】外構工事を考えるタイミングと外構業者の探し方
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よくある質問(FAQ)
まだ気になることがあるんだけど…
よくある質問をまとめたから、参考にしてね!
用途によります。
目隠し性や重厚感を重視するならブロック塀、コスト・デザイン・風通しを重視するならフェンスがおすすめです。
ブロック塀は高さ制限(2.2m以下)があって、地震時の倒壊リスクもあるんですよね。近年はフェンスを選ぶ家庭が増えています。
メッシュフェンスや低めの木製フェンスなら、DIYも可能です。
ただし、独立基礎の施工やブロック上への設置は、プロに任せた方が安全ですよ。基礎がしっかりしていないと、強風で倒壊する危険があります。
建築基準法では、ブロック塀には高さなどの明確な基準があります。一方、フェンス単体は設置方法や地域ルールによって確認すべき点が異なります。
とくにブロック塀の上にフェンスを設置する場合は、ブロック含めて2.2m以下が実務上の目安とされています。
高さのあるフェンスを設ける場合は、自治体の条例や施工業者に必ず確認しましょう。
境界杭の位置を必ず確認して、自分の敷地内に収まるように設置してください。
境界線上にまたがって設置すると、将来トラブルの原因になります。設置前に隣家に声をかけておくのもマナーとして大切ですよ。
まとめ
外構フェンスの種類と費用相場、失敗しない選び方を解説しました。
- フェンスの素材は5種類。迷ったらアルミ形材がコスパ最強
- 形状は目的で選ぶ。目隠しならルーバー、境界明示ならメッシュ
- 費用相場は外周20〜40mで30万〜100万円
- 場所によって素材を使い分ければ大幅にコストダウンできる
- 相見積もりは必須。3社以上で比較しよう
- 立地次第では「つけない」という選択肢もある
フェンスは一度設置すると簡単にはやり直せません。
まずは複数の業者から見積もりを取って、自分の家に合った種類と費用感を把握することから始めましょう。
フェンスは外構の中でも費用の差が出やすい部分です。あせらず、まずは見積もりで相場を知ることから始めましょう!


